結論からいえば、青汁には様々な症状を改善する力があります。
そういった効果を期待して青汁をのみ始めるという方が圧倒的に多かと思いますが、間違ってはいけないのが、青汁に即効性はないということです。
青汁は薬ではないので、今日飲んだら明日は症状が出ていない状況になっているなんて事はありません。
しかし、一定の期間のみ続けることで体質自体が改善され、一定の症状を解消・改善する効果を発揮するのです。
一般的に、その期間は3か月程度といわれています。
その理由のひとつに血中の赤血球は約120日を経ると新しく生まれ変わるという性質が関連しているという点が挙げられます。
青汁は飲み続ければ、飲み続ける程、驚くべき効果を発揮してくれます。
根本的に免疫力や抵抗力、自然治癒力がアップするので、すべての症状に対応している万能薬ではないものの、健康な身体を手に入れる大きな足がかりになってくれることでしょう。
もちろん副作用もないので、安心して飲み続けることができます。
もっとも代表的な効果は「便秘解消」です。
便秘は肌荒れやニキビの原因など美容に悪影響を及ぼすだけでなく、放っておくとさまざまな症状を引き起こす「万病のもと」ともいわれています。
そもそも便秘は、食生活がバランスが悪かったり、運動不足を原因としています。
この便秘に効果をあげるのが、食物繊維の摂取です。
現代の日本人の暮らしでは、食物繊維は満足に摂取できていないようですが、青汁にはこの食物繊維が豊富に含まれています。
ケールをはじめとする青汁の主な原材料は食物繊維を豊富に含む青野菜ですから、それをすりつぶしたエキスである青汁は当然、便秘にも大きく効果を発揮するわけです。
そのほかにも、青汁はコレステロール値を下げる働きを持っています。
動脈硬化の原因ともなる悪玉コレステロールは増えすぎると動脈硬化などの重大な病気を引き起こしてしまいます。
青汁に含まれる抗酸化成分が活性酸素を抑えることでコレステロール値が減少していきます。
同時に血液をサラサラにしてくれる効果もあるので、生活習慣病には効果てきめんです。