青汁は、青野菜をはじめとする原材料をすりつぶしたもの、野菜のエキスです。
ここでは、多くの青汁に採用されている主要な原材料と、その成分をご紹介します。
もっともポピュラーな原材料として挙げられるのが、ケールです。
一般的に栄養豊富といわれている緑黄色野菜のなかでもずば抜けて高い栄養価を持っていることが最大の特徴にして最大のメリットといえるでしょう。
これまで作られていきた多くの青汁は、このケールを原材料としています。
普段、あまりスーパーなどでは見かけない野菜かとは思いますが、ヨーロッパの家庭ではごく一般的に食べられているようです。
栄養価については、三大栄養素はもちろんのことビタミン類やミネラル類についても、かなり豊富に含まれており、
類似種のキャベツと比較しても圧倒的な栄養価を誇ります。
例えば、カルシウムはキャベツの約5倍、タンパク質は約3倍、ビタミンCも約3倍と一目瞭然です。
食物繊維も豊富であることから便秘解消にも役立ちますし、アブラナ科特有の成分であるイソチオシアネートは高血圧・動脈硬化予防に効果を発揮します。
ただし、独特の苦みがあるのがデメリットで、青汁がマズイというイメージは、このケールの味によるものかもしれません。
しかし、現在は味に関しても美味しく飲めるように改良された商品が登場するようになってきました。
ケールに次いで商品数が多いのが大麦若葉といわれる原材料です。
穀物の大麦が成長する過程で摘み取った若葉をすりつぶしたものが青汁になります。
この大麦若葉の特徴は飲みやすいということです。ケールのような青さ、苦味が抑えられているというのが特徴で、お子様でも青汁に慣れていないという方でも気軽に飲めるのではないでしょうか?ビタミン・ミネラル・酵素を豊富に含んでいることもメリットといえるでしょう。
特にビタミン類に関しては、特筆すべきものがあり、ホウレンソウと比べてもビタミンB1は約7倍ちかく、ビタミンCは約33倍も含んでいます。
これらの栄養素から新陳代謝の促進作用もあり、脂肪燃焼をサポートしてくれることからダイエットに適した青汁といえるかもしれません。
上記2点に次ぐ人気を持っているのは明日葉といわれる原材料です。
江戸時代から薬草として使われていた植物で食物繊維も豊富に含まれています。
その他のビタミン・ミネラル類の栄養分もやはり豊富です。
こちらのサイトの大麦若葉青汁で生活習慣病予防についての解説も、大変参考になります。