青汁を継続的に飲み続けることで、一定の症状を予防する事もできます。
ここでは、その具体例についてふれていきたいと思います。
ただし、あくまでも「青汁を一定期間以上のみつづける」事が条件となることをお忘れなく。
まず、最新の研究では、青汁はアトピーを予防・改善する効果があるという結果が出ています。
特にケールを原材料とする青汁を毎日飲用している人の場合、一般の人にくらべて血中好酸球数および血清IgE値が減少傾向にあるということが判明したのです。
難しい言葉になってしまいましたが、つまるところアレルギー反応値が減少したということを指しています。
同時に、肌の角層水分量が高い=乾燥肌になりにくいという結果も出ています。
さらに、我が国において全人口のうち3割から4割もの人が苦しんでいるとされている「花粉症」においても、
青汁の予防効果が注目されています。
花粉症の方なら、わかる方も多いかとは思いますが、シーズンになると病院は混みあううえに薬には副作用があったりするので辛くて仕方がないものです。
しかも確固たる治療法というものも現状では存在しないので、厄介そのものでしょう。
こちらもケールを原材料とした青汁の研究結果ではありますが、花粉によるアレルギー症状の緩和と諸症状の抑制効果があることが判明しました。
この背景にはケールの含んでいる成分「糖脂質」と「フラボノール配糖体」の存在が関係しているようです。
しかも、青汁はがん予防にも役立ちます。
がんといえば、日本人の死亡原因としてもっとも高い割合を占めるおそろしい病気です。
がん予防の基本的な手段としては、禁煙、食生活の改善、運動などがあげられますが、青汁に含まれている豊富なビタミン類が有効です。
基本的な免疫力のアップについても青汁には効果が認められているので、がん予防にも大きく貢献できます。
さらに現在のところ、原因不明とされているアルツハイマー病の予防にも青汁が有効であるとされています。
その理由として青汁に豊富に含まれる葉酸があります。
統計では、葉酸の摂取量が多いとアルツハイマー病を発症するリスクが半減できるとされています。
このように青汁は様々な病気・症状に対する予防効果を持っているのです。