青汁はあくまで野菜のエキスであり、薬ではありません。
だからこそ、即効性の効果はないものの副作用がありません。
しかし、注意点がいくつかあるので、これを踏まえたうえで飲用するようにしましょう。
あくまで毎日飲用するという点での注意です。
野菜にしてもお肉にしても食べ過ぎや、健康状態によっては食べない方が良いものもあるという程度の認識を持っていただければと思います。
まずは、青汁を一日に何回飲むのか、一回にどれくらい飲むのかという点です。
もちろん薬ではないので、多めに飲んでもすぐに副作用がでてしまって・・・なんていうことはないでしょう。
しかし、先述したとおり摂りすぎは良くないので控えましょう。
厚生労働省の提示している一日の野菜の摂取目安は350グラムで、このうち緑黄色野菜の目安は120グラムとされています。
しかし、実際のところ、この基準を通常の食事だけで摂取するのは至難の業です。青汁を上手に使って補ってあげましょう。
ちなみに、たいていの青汁はパッケージに一日分の目安が記載されています。
飲みすぎると下痢や便秘などの原因になってしまうこともあるようなので注意が必要です。
例えば、お子様が青汁をのむ場合は大人と同じ量では多すぎるという可能性もあります。
普段の食生活などをふまえて与えてあげて下さい。
もちろん、お子様でも適切に飲用すれば、青汁は高い健康効果を発揮します。
また、腎機能低下や腎炎など腎臓病を患っている場合、青汁を飲むのは控えましょう。
腎臓病を患ったからだにはカリウムを排出する力がなくなっています。本当ならカリウムは重要な働きを持つ良いミネラルなのですが、
余分に溜め込んでしまうと嘔吐やしびれ、不整脈などの症状を引き起こしかねません。
さらにワーファリンを飲んでいるという方も注意が必要です。
青汁はビタミンKを豊富に含んでおり、このビタミンKがワーファリンの効果を引き下げてしまう可能性があります。
青汁の原材料によっては絶対に飲んでいけないということはありませんが、青汁をのむなら必ずかかりつけの医師に相談してからにしましょう。